東京都認知症介護指導者 愛称「ぺこちゃん」ブログ
人を看取るということ
2017-07-29
病院ではなく、慣れ親しんだ場所で、なじみの人に見守られて
最期を迎えたい。
それがたとえ認知症の人であってもなくても
願う人が増えているそうです。
看取りケア、ターミナルケアの最初の一歩は
まず私たち 介護者自身が「死」についてじっくりと
考えることが大切です。
その上でご本人、ご家族が望まれるケアをしていくことが
専門職としての役割と思います
ご本人、ご家族がこの施設で最期を迎えたいと
思っていただいたならば、あじさいを選んでいただいたことに
感謝をし、自分の仕事に誇りをもってケアをしていきたいですね。
高齢者の方は身体的にも精神的にも困難さを抱えて日々
暮らしています。
今日 お元気だとしても明日は、、、、いつ何時、、、
だからこそ一日一日を大切にして関わっていかなければなりません。
私は学校の先生から
今 貴方の介助した一口がその方の最期の一口に
なるかもしれない、、そう思って大切に大切に
介助してくださいといわれました。
今でもその言葉は忘れません。
介護を通して人の命のプロセスに参加しているという
とても大きな「価値、そして使命」
もしかして?認知症?
2017-07-03
認知症ってどんな症状?
もし些細なことでもあれっ?と思うことが
あったら早めに病院に相談したほうがよいですね
・手順を考えて行動することが難しくなっていませんか?
たとえば・・・
○いつもできていた料理がなかなかできなくなってきた
(おなべを焦がしてしまう、段取りがわからないなど)
○買い物が、、できなくなってきた(同じものを買ってくる、
お金がはらえないなど)
○出かけるとかえれなくなってきた
認知症の行方不明者が1万5千人超
2017-06-17
本日の介護ニュースサイトに出ていましたが
昨年の1年間に届け出を受けた行方不明者の中で認知症が原因とみられる人が、全国で1万5432人にのぼったそうです。(警視庁発表)
厚生労働省の推計によると認知症高齢者は2015年の時点でおよそ
520万人で2025年には約700万人まで増える見通しとの事です。
身元が確認できるQRコードシールを衣類などにはる、持ち物に
GPSをつけて位置が確認できるようにしたりと
色々な取り組みもあります。
人による目配り、気配り、心配りが
一番のポイントになると思いますが、、、
今後
ますます地域のネットワーク
地域で認知症の人を支える力が重要となりますね
聴く力
2017-06-16
6月14日 東京都認知症介護実践者研修5日目の
講師として茗荷谷にいってきました。
認知症ケアで大切なもの
認知症の人の想いに十分
耳を傾けること。
このひと言に尽きますね
コミュニケーションの難しさ
2017-06-07
うちのスタッフ 何度いってもわかっていないみたい、わかってくれない!という声を耳にします。
実は私も悩んでいました。
よ~く考えてみると・・・
スタッフの方々も個人個人 経験も年齢も考え方等も
違う訳ですから
伝え方や指導方法も違うはず。。。。
ならば・・・
伝え方等を工夫していかないといけないと思います。
伝えただけでは、相手が理解したとはいえません。
伝わって、初めて伝えたといえるんでよね
一方的な伝え方では伝わらないんですよね
2WAY(いったりきたり)のコミュニケーションを
心がけたいと思います。